藤原紀香が明かす美の秘訣「年齢を重ねれば体調も崩しやすい。だからこそ、自分のためのひと手間を」
“埼玉ディス”が話題となり、興行収入37.6億円の大ヒットとなった映画『翔んで埼玉』。そんな本作の待望(!?)の続編『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が大ヒット上映中だ。今回は関西を巻き込んで、“東西対決”が繰り広げられていく――。 with classでは、神戸市長役を演じる藤原紀香さんに全3回にわたってインタビュー。今作で夫・片岡愛之助さんと結婚後初、しかも夫婦役で共演される紀香さん。vol.2では、同じ関西出身ながら、結婚後に受けたカルチャーショックの話から、紀香さんが人付き合いの上で一番大事にしていることを伺った。 【写真で見る】美しすぎる背中…! 藤原紀香さんの写真を見る
凹む日もあるけれど、翌日には立ち直る切り替えを
――インタビューvol.2では、ものすごくポジティブな視点をいただきましたが、紀香さんも落ち込まない・傷つかないわけではないんですよね。 もちろんです。心無い言葉は胸に刺さるもの。嫌われてるなと思うと誰だって辛いし、誤解されていると感じるのもやるせなく、時には凹みます。そう言うときには、“悪口を言うと運気が下がるし、その相手に運をあげちゃっている”と考えるので、私はますますラッキーになっちゃう!明日はもっといい日になる!とポジティブに変換するクセをつけています。究極を言えば、生きているだけで幸せだもの。ポジティブスパイラルで、幸せを自家発電ができて、自然に周りにもお福分けが出来れば素敵やなあと思います。 ――幸せの自家発電。いい言葉ですね。 実は、社会学者の古市憲寿さんに言われた言葉なんです。少し前に、『正反対さんの真逆旅』という関西の番組でご一緒したんです。私はポジティブでよく話すタイプで、古市さんは物静か。タイトルどおり正反対の性格をしている!?私たちが二人で旅をするとどうなるかというテーマだったので、この旅はどうなるのだろうと思っていたのですが……。 ――そうでもなかった? なかったんです。古市さんの考え方も学びになりましたし、古市さんからは、「正直、僕は疲れてしまうだろうなと思っていたんですが、藤原さんって、勝手に笑って、つっこんで、自己解決する人で、マイペースにあれこれしてくれるから、僕もマイペースでいいんだなと、とても楽でした。幸せの自家発電が出来る人って、いいですね」と言ってくださったんです。そんなふうに言ってもらえたのは初めてで嬉しかったですね。これからも幸せの自家発電ができる人でありたいなと思います。誰かに何かを求めたり、押し付けるのではなく、自身が幸せでいることが周りの人にも伝染してハッピーであればそれは素敵なことだなと。