日本人初の“リクエスト式ビデオ判定”試合担当へ!! 小泉朝香主審のU-17女子W杯初陣が決定
国際サッカー連盟(FIFA)は15日、ドミニカ共和国で16日に行われるU-17女子ワールドカップ・スペイン対アメリカを小泉朝香主審が担当すると発表した。 【写真】横浜FC応援の15歳女優が初水着グラビア→いきなりヤンマガ1位 今大会はU-20女子W杯に続いてビデオ判定のフットボール・ビデオ・サポート(VS)が適用される。VSはVARとは異なって監督からのリクエストを受けて主審のレビューが行われる。対象はVARと同じで「得点、PK、一発退場、人間違いのカード提示」の4事象。得点時に攻撃側の反則やオフサイドがあったかについてのみ、リクエストの有無に関わらず第4審が映像を確認してレビューの必要性を判断する。各チームは1試合で2回リクエストが失敗(判定が変わらない)すると、以降はリクエストができなくなる。 このVSはVARよりも低いコストで運用できるため、将来的にはVARの導入が難しい大会で使用される可能性もある。日本人審判員がVSを用いた試合を担当するのはこれが初。日本サッカー協会(JFA)審判委員会の佐藤隆治マネジャーは9月のレフェリーブリーフィングで、VAR制度と大枠では同じプロトコルの“VARライト”にも触れつつ「帰ってきたところで情報を聞いてJリーグと話をして、(将来的に導入する)一つの選択肢として考えていきたい」とコメントしていた。 36歳の小泉主審は2年連続でWEリーグの最優秀主審に選ばれていて、2017年から国際審判員として活動している。FIFA主催大会の担当は初となる。