マイリー・サイラス、グラミーで父親の名だけ出さなかった理由。いびつな親子関係に迫る
さらに「娘は本当に素晴らしい。信じられないくらい、としか言えない。彼女はヨガやワークアウトが好きでクリーンな食生活を送っている。だから私は娘にしたことをすべて正しいことだと思っている」。説明しなくても理解し合える、と思っている気配が濃厚。
両親の熟年離婚で子どもたちも対立
ビリーとティッシュは2022年4月、結婚28年目にして離婚する。2人はそれまでに2回離婚を申請、それを取り消しているが、今回は復縁できなかった。ビリーとティッシュは離婚に際して合同で声明を発表。「この30年で5人の素晴らしい子どもたちと一生の思い出を得て、私たちは別々の道を歩むことを決めました」「私たちは共に成長し、誇りに思える家族を築き上げました」。2人は円満破局をアピールしたが、この離婚が親子関係に影響していく。
母の恋を全力で応援
ビリーとティッシュはそれぞれ新しいパートナーと出会う。ティッシュは2023年8月に俳優のドミニク・パーセルと結婚する。マイリーと姉グランディ、兄トレイスは結婚式に出席。マイリーはメイド・オブ・オナーも務めた。彼女は母の再婚について「私の人生の舞台裏にはいつも母がいた。母はいつでも私の決断を応援してくれた。大人になった今、自分が母にとってそういう存在になれるのを嬉しく思う」「母が恋をして、こんなに幸せそうなのを見るのは感慨深い」。母の恋を全面的に祝福していた。
若い女の子に熱を上げる父を「愚か者」
しかしビリーに対してはそうはいかなかった。彼は2か月後に27歳年下のファイアローズと結婚する。ファイアローズはマイリーより4歳だけ年上。ビリーとは「ハンナ・モンタナ」のセットで知り合い、それ以来「仕事上の関係」で連絡を取り続けていたという。関係者によるとマイリーはファイアローズと結婚した父を「愚か」だと軽蔑。結婚式にも出席しなかった。 関係者はウェブサイト「レーダーオンライン」に「父親が女の子に夢中な年老いた愚か者になっているのを見て、マイリーは動揺している」と証言。ビリーが婚前契約を結ばず、財産を折半しようとしていることにマイリーは反対。ファイアローズと早く子どもを作ろうとしていることにも不快感を抱いているという。