「大卒の会社員」VS「高卒の警察官」生涯年収が多いのはどっち?
それぞれのメリットも考えて決めることが大切
高校卒業後に警察官を目指すのか、大学まで進学し会社員として働くのかは、生涯年収だけでなく、それぞれのメリットなども考慮して決めましょう。 例えば、高校卒業後に警察官になると、より多くの経験を積めることになります。総務省の「令和4年地方公務員給与の実態」からも分かるように、経験年数が長いほど平均月給も高くなりやすい傾向にある点がメリットといえるでしょう。 大学卒業後に会社員として働くと、大学で得た専門的な知識を生かして仕事ができます。より専門的な知識を有していれば、就職先の企業で収入がアップする可能性もあるでしょう。 また、何より大切なことは、自分の人生設計をよく考えて決めることです。どちらの進路を選んだとしても、なるべく悔いの残らないようにしっかり考えて決めましょう。
どちらの人生を歩むのかは自分次第
賞与を除いて、大学卒業で会社員として働いた場合の生涯年収目安は1億9322万7600円、高校卒業で警察官として働いた場合の生涯年収目安は1億9272万4224円でした。結果からみると大きな差はありませんが、賞与の金額によっては結果が変動する可能性もあることは把握しておきましょう。 また、どちらの進路を選ぶのかはそれぞれのメリットや自分の将来についてよく考えてから決めることが大切です。 出典 厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概況 結果の概要 1 一般労働者の賃金 (3)学歴別にみた賃金(8ページ) 総務省 令和4年 地方公務員給与の実態 令和4年4月1日地方公務員給与実態調査結果 第2 統計表I 一般職関係 第6表 職種別、経験年数別、学歴別職員数及び平均給料月額 1 団体区分別 (2)都道府県 警察職(299ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部