ユーリ阿久井は2-1判定勝ちで防衛成功、岩田翔吉は3回TKOで世界王者に!|Prime Video Boxing 10 初日
10月13日(日)、東京・有明アリーナで『Prime Video Boxing 10』が行われ、WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が判定勝ちで2度目の防衛に成功。また岩田翔吉(帝拳)が背水の陣で臨んだ2度目の世界挑戦でWBO世界ライトフライ級王座を獲得。2年ごしで悲願の世界王者に昇りつめた。 【ライブ速報】『Prime Video Boxing 10』初日の模様をリアルタイム速報中! 寺地拳四朗のフライ級転級初戦、井上拓真vs堤聖也の世界戦の行方は? 7つの世界戦をひとつのイベントで行うという日本ボクシング界史上初の大会の事実上のオープニングマッチを飾ったのは、岩田翔吉。2022年11月にジョナサン・ゴンサレスに敗れ、2年をかけて2度目の世界挑戦をつかんだ。 14戦無敗のハイロ・ノリエガ(スペイン)に対し、スピードとリーチで優る岩田が1R、2Rと優勢に進めると、3R終盤、右アッパーでダウンを先取。さらにラウンド終わり際のラッシュを仕掛け、トドメの左フックで2度目のダウン。3Rが終わった瞬間だったが、レフェリーがそのままストップし、岩田が3R TKO勝ちで念願の世界王座を獲得した。 勝った岩田は「ひとり戦いたい相手がいます」と切り出した。前夜、シベナティ・ノンティンガを下し、新IBF世界ライトフライ級王者となった矢吹正道に向け「ライトフライ級に残ってもらって戦いたい」と統一戦を求めた。対する矢吹自身は「ライトフライ級ではもう試合をしない」と明言しており、今後の展開に注目が集まる。 一方、WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のテーマ曲に乗せてゲーミングPCを背負ったような謎の電光衣装で登場。ムエタイ出身のタナンチャイ・チャルンパック(タイ)を迎え撃った。 序盤から得意の左ジャブを軸にプレスを掛け続け、試合を掌握したユーリ阿久井だったが、タナンチャイのタフネスに手を焼いた。判定でも2-1と割れ、本人としても不満の残る2度目の防衛となった。自身のあとにフライ級転向初戦となるWBC世界フライ級王座決定戦に登場する寺地拳四朗(BMB)について触れることもなかった。 スポーティングニュース本誌サイトでは、その寺地vsクリストファー・ロサレス、そしてメインイベントの井上拓真vs堤聖也をリアルタイム速報する。
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