北広島市が宿泊税導入へ 2026年4月から予定
観光の財源確保を目的とした宿泊税について、北広島市の上野正三市長は2日、再来年4月から導入する考えを示しました。プロ野球北海道日本ハムファイターズのボールパーク効果で増えた観光客の需要に対応するため、受け入れ環境を整備します。 宿泊税は段階的定額制とし、1人1泊2万円未満で200円、2万円以上5万円未満で300円、5万円以上10万円未満で500円、10万円以上で千円を徴収、修学旅行などは免除します。上野正三市長は「多くの客が来るので市内周遊策は考えていくことが大事」と話していました。 市は、宿泊税の導入によって、年間5千万円から6千万円の税収増を見込んでいます。宿泊税をめぐっては、道のほか、俱知安町や札幌市など10以上の自治体が導入、または導入を検討しています。