北海道で大雪や吹雪続く 豪雪地帯の倶知安町で北海道最多の積雪122センチ「いまからこんなに降ったらどうなるやら」クリスマスイブ24日は札幌でもまとまった雪にー北海道
UHB 北海道文化放送
12月23日午前11時ごろの北海道函館市。横殴りに雪が降り、辺り一面が真っ白になることもありました。金森赤レンガ倉庫を訪れた観光客は、帽子にもびっしり雪がついています。 上空の寒波の影響で、北海道南部や後志地方・知床半島で大雪や吹雪となり、24時間で降った雪の量は、斜里町で30センチ、倶知安町で24センチ、喜茂別町で22センチとなっています。
今、北海道で最も積雪が多いのが倶知安町です。北海道でも有数の豪雪地帯ですが、2024年12月に入って雪の降る日が多く、午後5時の積雪は平年より50センチ多い122センチに達しています。 除雪され、高く積みあがった雪山を崩す作業をしていた男性は。 「去年のいま時期よりは多いです、かなり」(雪かきをする男性)
町内の道路では、道幅を確保しようと、昼間でも除排雪作業が進められています。 ただ、町内には完全に雪に閉ざされてしまった車も。 こちらでは、雪の中からなんとか車を出そうと除雪する人の姿も見られました。 「大変だわ。いまからこんなに降ったらどうなるやら」(倶知安町民) 倶知安町など後志地方は、12月24日朝まで大雪に注意が必要です。 今後の雪雲の動きをみると後志地方には、今夜も活発な雪雲が流れ込み、2024年12月24日朝までに40センチの雪が降る予想です。 また、24日明け方には、雪のエリアが札幌に移り、札幌も24日午前中にはまとまった雪になりそうです。
この大雪の影響によって雪による事故が増えています。 12月23日北海道では、稚内市70代の男性が重傷に。雪下ろし作業中に転落をしたということです。 また滝川市の80代の男性も雪下ろし作業中に転落し、ケガをしました。 どちらも1人で作業をしていて、ヘルメットや命綱はつけていなかったとみられています。 雪下ろし作業するときは、必ずヘルメット、命綱を付けること。2人以上で作業を行うこと。 さらに、滑りやすくなるので、はしごをしっかりと固定して登るようにしてください。各地で積雪が増えてきていますので雪の事故をくれぐれもご注意ください。
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