攻撃が止められない

先制点のウーデゴー photo/Getty Images

プレミアリーグ第27節、シェフィールド・ユナイテッドとアーセナルの一戦はアウェイチームの大勝に終わった。 開始5分で生まれたマルティン・ウーデゴーのゴールを皮切りに、アーセナルは前半から圧巻のゴールショーを披露する。13分にはブカヨ・サカが右から折り返したボールがジェイデン・ボーグルの足に当たりオウンゴール。わずか2分後にはガブリエウ・マルティネッリが追加点。 さらに25分にはカイ・ハフェルツ、39分にはデクラン・ライスが加点し、アーセナルは前半だけで5点のリードを手にして試合を折り返すことになった。 この時点で、アーセナルはアウェイ戦で3連続5得点以上をマークした、イングランドサッカー史上初めてのチームとなっている。第24節ウェストハム戦を6-0、第25節バーンリー戦を5-0と、いずれも大量得点で勝利していたところだった。 後半に入ると58分にポケットをとったハフェルツの落としからベン・ホワイトが左足を振り抜き、これもネットに突き刺さる。マルティネッリが足を痛めて負傷退場したものの、試合展開に余裕が生まれたアーセナルはセドリック・ソアレスほか、怪我明けのガブリエウ・ジェズス、そしてトーマス・パルティをピッチに送り込む。 交代出場のトーマスやビエイラにやや試合勘のなさが見られたものの、試合自体は最後まで危なげなく、結果6-0の圧勝。アーセナルは勝ち点3を積み上げ、リヴァプールとマンチェスター・シティをピッタリと追う。また、得失点差は今回の大量得点で「＋45」となり、首位リヴァプールの「＋39」を大きく上回ることになった。