池田エライザの「止まらない成長」にファン釘付け…女優業と音楽だけではない「知られざる4刀流」とは
オジさんからも大好評
以後、映画は『オオカミ少女と黒王子』('16年)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』('18年)、『貞子』('19年)、『真夜中乙女戦争』('22年)、ドラマは『ホクサイと飯さえあれば』(MBS・TBS、'17年)、『賭ケグルイ season2』(MBS・TBS、'19年)、『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ、'22年)など話題作のオファーが続々と舞い込んだ。 '18年4月からは音楽番組『The Covers』(NHK BSプレミアム、現在はNHK)で司会に初挑戦。それがきっかけで、たびたびテレビ番組で歌声を披露することになり、'21年8月から『ELAIZA』名義で音楽活動を本格的にスタートさせた。 さらには、'20年公開の映画『夏、至るころ』で映画監督としてもデビューを果たし、今や、女優・モデルに加え、歌手、映画監督の『四刀流』で活躍中。なかなか希有な存在となった。 「エライザさんはプライベートでは俳優の村上虹郎との交際が報じられ、その後、人気YouTuberコンビ・水溜まりボンドのカンタとの交際が報じられています。一方で、『オヤジギャル』みたいな性格で落ち着いているので、『Covers』で一緒に司会を務め、話題になったNetflixのドラマ『地面師たち』で刑事役の上司と部下を演じたリリー・フランキーさんら、一緒に仕事をしたオジさんたちに好かれています。 もし、『地面師たち』の続編があるとすれば、原作を元にすると、エライザさんはもっと出番が増え、主演を務める地面師のリーダー役の豊川悦司さんに次ぐ2番手になりそうです。正直、多くの関係者はここまで女優として成長する逸材だとは思ってなかったので、本人の努力のたまものです」(映画業界関係者) 先ごろ発表の『東京ドラマアワード2024』にて、今年放送のNHK BSプレミアの主演ドラマ『舟を編む~私、辞書をつくります~』が作品賞を受賞。池田の女優としての演技が最大限に評価されただけに、さらなるステップアップが期待される。
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)