【マーメイドＳ】実績最上位のコスタボニータ 杉山佳師は重賞連勝を期待
＜栗東トレセン＞ コスタボニータは、前走の福島牝馬Ｓで重賞初制覇。２０００メートルの克服が鍵だが、実績は最上位の存在だ。杉山佳調教師は「（ハンデ）５６キロは許容範囲でした。あとは他との兼ね合いだけですね。ディセンバーＳあたりはテンションが上がりやすいところもあったんですが、今は落ち着きが出てようやくしっかりしてきました」と重賞連勝を期待する。 ミッキーゴージャスは、大阪杯こそ１４着と敗れたものの、前々走の愛知杯ではコスタボニータに先着し、重賞初制覇を果たした。トップハンデ５６・５キロを背負うが、「想像していたより重かったですね。専門家の方々が決めたことなのでそれに見合うだけの走りをしてくれればと思います。暖かくなって状態はいいですし、調教の良さを競馬で出せるかどうかですね」と安田調教師は力を込める。 アグラシアドは、抽選対象ながら３歳時にはスイートピーＳ３着などＯＰでも好走実績を持つ。中村調教師は「前回（パールＳ４着）は、前半で掛かっていた割には差はなかった。スムーズに前半を自分のリズムで走れれば。乗りなれたジョッキーですしね」と意気込む。
