「負けるべくして負けた」「ゴールの匂いは全然しなかった」町田戦でのショッキングな敗戦を受けFC東京の遠藤渓太が反省の弁
「数字を残せなかったのは自分の力不足」
2024年11月9日、FC東京が国立競技場でFC町田ゼルビアに0-3とショッキングな敗戦を喫した。立ち上がりから相手にペースを握られ、内容も厳しい戦いとなった。事実、試合後の囲み取材に応じた遠藤渓太は「チームとして町田より明らかに劣っていた」と完敗を認めている。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 「球際や戦う部分を含め、チーム力の差が出た」と振り返った遠藤は、個人の部分で負けていた点を敗因に挙げていた。 町田の3バックシステム(3-1-4-2)に対して後手に回った部分もあったと、遠藤は言う。 「自分のサイドをウイングバックに何回か突破されるシーンもあって。どうせ向こうがロングボールを蹴ってくるなら前からそこまでプレスに行く必要はなかったかもしれません。よりセカンドボールの回収に意識を向けるべきでした」 ボールへの反応は明らかに町田が上で、当然ながらFC東京は押し込まれる時間帯が多かった。 「相手が3バックだろうが、4バックだろうが負けるべくして負けた。自分のところではチャンスを作れましたけど、それ以外の部分で作れていたかと言えば、ゴールの匂いは全然しなかった。右サイドからのクロスもほぼゼロで、チーム全体の課題だと思います」 トップ下の荒木遼太郎は対峙した下田北斗に抑え込まれ、右ウイングの安斎颯馬もほとんど好機を演出できなかった。当の遠藤も「ゴールもなければアシストもない。評価されるのはそこなので」と自身の出来についても反省していた。 「数字を残せなかったのは自分の力不足」。それが全てだと遠藤は自負していた。 構成●サッカーダイジェストTV編集部
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