週に一度、社内で「ランチミーティング」が開催されます。休んだ気になれないので、この時間の「給料」も支払ってほしいです。そもそも「強制参加」ってパワハラではありませんか?
どう対応すべきか
ランチミーティングが実質的な労働時間となっている場合は、他の時間に休憩を取る権利があります。万が一会社に認められなければ、残業代を請求しましょう。 重要度が低ければ、きっぱりと参加を断ることも選択肢の一つです。 一方で、ランチミーティングには以下のようなメリットもあります。 ・上司や同僚と交流できる貴重な機会になる ・普段の業務ではなかなか出てこないようなアイデアが生まれる可能性がある 完全に否定するべきではなく、上手に活用することが大切です。 事例とは逆にランチミーティング推進派なら、一方的な強制参加は避け、頻度や時間に配慮しながら社員の意見を尊重する必要があります。ランチミーティング以外の社内交流の機会を設けるのも一案でしょう。
まとめ
ランチミーティングについて法的に問題があると感じたなら、会社に改善を求めましょう。一方でメリットもあるため、上手に活用できる環境づくりが重要です。もしあなたがランチミーティングを重要だと考えているのであっても、他の社員の意見も尊重し、強制ではなく自由参加にすることが理想的と言えるでしょう。 出典 e-Gov法令検索 労働基準法 厚生労働省 パワーハラスメントの定義について 株式会社ライズ・スクウェア メディア事業部 ランチミーティングは好きか嫌いか?男女500人へのアンケート調査結果を発表! 執筆者:渡邉志帆 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部