映画「初めての女」の舞台あいさつに出席した三輪晴香（右）。左は高橋雄祐（撮影・横山慧）

　TBS系「水曜日のダウンタウン」（水曜午後10時）のハニートラップ企画で、お見送り芸人しんいち（39）相手にドッキリを何度も成功させ話題となった女優三輪晴香（28）が22日、都内で行われた出演映画「初めての女」（小平哲兵監督）の公開初日舞台あいさつに出席した。 　主演の高橋雄祐や共演の芋生悠、小平監督らとともに登場。「今日は早い時間からご来場いただきまして、ありがとうございます」とあいさつした。「（撮影が）5年前、2019年なので、やっとこうやってお届けすることができてうれしい気持ちです」と観客にあいさつ。「たくさんの方に見ていただけて、幸せな気持ちです。よろしくお願いいたします」と伝え、拍手を浴びた。 　劇中では、三味線芸者の菊を演じた。「皆さんもそうだと思うんですけど、私も生きていく上でつらい思いや悲しい思いをたくさんしてきたんですけど、菊は、私がまだ分からない苦しさを背負っていて。脚本を最初読んだ時にはまだ分かりきらなくて」と回想。「でも私が一番菊に寄り添わなきゃいけないし、愛してあげなきゃいけない。そうするうちに私の中に菊がふっと入って来てくれて。飛騨高山の景色が、全部菊が見てる景色に見えてきました」と振り返った。 　芋生が「リハーサルも泊まっている場所も、みんな一緒で。私と三輪さんは一緒にお風呂に入りました」と告白すると、三輪も「入っちゃいました。楽しかったね。裏ではワーキャーしていた」と笑顔で目を見合わせた。 　三輪は今年5月1日放送のTBS系「水曜日のダウンタウン」（水曜午後10時）のハニートラップ企画をオーディションを経て勝ち取り、高い演技力でたちまち話題に。約5000人だったXのフォロワーは3万人を超えた。 　高1で初舞台を踏み、以降10年以上舞台を中心にキャリアを積んだ。三味線や日本舞踊などが特技で、日本酒検定「きき酒師」も所持。お酒好きの一面も持ち、好きな銘柄は「くどき上手」という。 　※きき酒師のききは正確には、口ヘンに利