「顔がダルメシアンみたいに…」ホームレス→“伝説のヤマンバギャル”→ギャルママになったあぢゃ(41)が明かす、ギャル時代と育児生活
育児生活は「超楽しい」
――今では2児のお母さんですよね。 あぢゃ 早くに母を亡くしているのもあって、家族を持つことに憧れていました。子どもももちろん欲しかったんですが、40歳近かったし、それに昔から生理不順だったんです。ヤマンバの頃から生理がこない時期が長く続いていて。当時は、生理がこない方が楽でいいやって、病院に行かなかったんですけど。 結婚前から子宮を元に戻すために、排卵誘発剤を打って薬も飲み始めました。治療を始めた頃は医者からこのままだと妊娠できるかどうかと言われるほど危ない状態で。子どものことは半分諦めていました。街で子連れのママを見るのも辛くて。 仕事柄お酒も飲んでいたし、昼夜逆転の不健康な生活だったので、ずっと無排卵だったんですけど、治療を続けるうちに少しずつ排卵するようになって。 それで37歳の時に第一子を出産して、その翌年に第二子を妊娠しました。 ――育児生活はいかがですか。 あぢゃ 超楽しいです。もうめちゃくちゃ可愛くて。念願の子どもなので、全てが愛おしいですね。親バカがすごいですよ。反抗期でバチバチにバトルしていた父とも今ではすごく仲良くて、しょっちゅう孫を見に来てくれます。 子どもたちにも派手な服ばっかり着させているから友達に「遠くにいてもあぢゃの家族だってわかるよ」って言われて。やっぱり目立つみたいですね。 派手なことへの耐性がついているから見られようが、何か言われようが全然平気なんですよ。子どもたちも派手な服が好きみたいで。私のヤマンバギャル時代の写真を見せたりすると、「これがママ? かわいい」って言ってくれますね。
ギャルはプラス思考でメンタルも強い
――ギャルをやめてからもギャルマインドが生きているなと感じることはありますか? あぢゃ めちゃくちゃあります。常にハッピーでプラス思考だし。嫌なことがあっても一度の人生なんだからそれを楽しいと思うか、悩み続けるのか。そんな感じに切り替えて、メンタルも強くなったと思います。 子育てでも寝れなくて辛い時もあるんですけど、先輩ママから「それも今だけじゃね?」って言われると、「え~そうじゃん! この時間もたのしも~」みたいな。 それはギャルでよかったなと思いますね。ギャルらしくこれからも明るくいろんなことに挑戦していきたいです。欲をいえば第三子も欲しいんですけど、それは授かりものなので。とにかくずっと人生笑っていたいですね。
「文春オンライン」編集部