東宝チケットを不正転売疑い 夫婦で1千万円超売り上げか
帝国劇場などで公演された東宝のミュージカルのチケットを、インターネットで不正に高値で転売したとして、警視庁志村署は3日、入場券不正転売禁止法違反の疑いで、埼玉県富士見市の無職女性(48)と会社員の夫(49)を書類送検した。夫婦は2019年6月以降、転売で1千万円以上を売り上げたとみられる。 女性はミュージカルのファンで「(売り上げは)好きな舞台のチケット代に充てた」と説明している。夫がチケットの郵送を手伝っていた。書類送検容疑は昨年3月15日ごろ、興行主の同意なく、公演「ラ・マンチャの男」のチケット1枚(定価1万3500円)を都内の女性に10万円で販売したなどの疑い。