〈カターレ富山・J3〉奥能登にランドセル 来春1年生に最大40個 エンブレム入り
サッカーJ3・カターレ富山は、中古ランドセルの補修、販売を手掛ける「RSnext」(白山市)と協力し、能登半島地震で被害を受けた奥能登の子どもに新品のカターレオリジナルランドセルを贈る。珠洲、輪島、穴水、能登の2市2町で、来春の小学校入学を控えた子どもを対象に希望者を募り、被災地に笑顔を届ける。 ランドセルは紺色で、側面と内側にカターレのエンブレムをデザインした新品を最大40個寄贈する。RSnextを通して8月末まで希望者を募っており、10月以降の発送を予定している。 カターレは被災地復興支援プロジェクトとして、ホームゲームでの募金や輪島、氷見市での災害ボランティアなどを展開してきた。活動を続ける中で、ランドセルを通して支援活動をするRSnextと出会い、協力することになった。 富山市の県総合運動公園で寄贈式が行われ、カターレの左伴繁雄社長がRSnextの木下成久代表にランドセルを手渡した。左伴社長は「子どもや家族にとって良いニュースになるとうれしい」と述べ、木下代表は「支援の気持ちとともに、しっかりとランドセルを届ける」と話した。