いじめで息子を亡くした母親 加害生徒側から“謝罪の手紙”が届くも不信感「本当に悪いと思っているなら、もっと早くに自宅に来るはず」 匿名SNSで誹謗中傷・LINE陰口で中3男子が自死
「もうこんな悲しい事件はたくさんです」遺族は市と加害生徒11人を提訴
そして8月5日、遺族は門真市と加害生徒11人を相手取り、損害賠償を求める裁判を起こした。訴状によると、中学1年の頃から続くいじめに加え、日々投げかけられた誹謗中傷のコメントやLINEグループでの陰口でAさんの心理的負荷が強まったうえに、学校の不適切な対応で不登校などの適応障害を発症し自ら死を選ぶに至ったとしている。 (Aさんの母親)「(息子には)守られへんかってごめんねと。でも最後は頑張ってくるからねと伝えてきました。(加害生徒らに)今さら謝罪を求めるのではなく、しっかりと自分たちの罪をそろそろ認めてもらわないと困る。もうこんな悲しい事件はたくさんです」 5日、市側は「訴状が届いていないためコメントは差し控える」としている。 (2024年8月5日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より) 【悩みがある方・困っている方へ】 もしもあなたが悩みや不安を抱えて困っているときには、気軽に相談できる場所があります。 ▼こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556 全国どこからでも共通の電話番号に電話すれば、電話をかけた所在地の公的な相談機関に接続されます。相談に対応する曜日・時間は都道府県・政令指定都市によって異なります。 ▼いのちの電話:0570-783-556(午前10時~午後10時)、0120-783-556(午後4時~午後9時・毎月10日は午前8時~翌日午前8時) ▼チャイルドライン:0120-99-7777(毎日ごご4時~ごご9時) チャイルドラインは18歳までの子どもがかけるでんわです。 ▼厚生労働省の自殺対策ホームページ:https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/ 上記以外にも、厚生労働省が様々な相談方法や窓口を紹介しています。SNSを通じた相談窓口もあります。