17年前は『+15』→『-13』でV 通算5勝目の青木瀬令奈がいろいろ解禁
◇国内女子ゴルフ 大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(19日、愛媛・エリエールゴルフクラブ松山) 【画像】シーズン終了したことを報告した渋野日向子選手 国内女子ゴルフツアー通算4勝の青木瀬令奈選手が、スコアを4つのばし、逆転優勝。今シーズン2勝目をあげました。 2日目を終え首位と2打差の2位につけていた青木選手。3日目は悪天候のため、競技中止となり迎えた19日の最終日。 青木選手は出だしの1番(Par4)と2番(Par4)で連続バーディーを奪うなど、この日5バーディー1ボギーでスコアを4つのばし、逆転優勝しました。 17年前の2006年の同大会で当時アマチュアとして出場した青木選手のスコアは15オーバーで苦い思い出がある大会。 「得意なコースではないと思ってずっとやってきた。苦しみ続けていた日々は無駄じゃなかった」 そうホールアウト後に語った青木選手。「毎ショット、毎パット、10年近く出ていた中での反省点、バーディーのルートが頭に入っていた」と話しました。 今回の優勝で、ツアー通算5勝目。節目の5勝目を達成したことで、これまで我慢してきたいろいろなものを“解禁”するといいます。 「やっと、ちょっとずつ解禁できたらいいなと思います。美容室、ネイルも2~3年行っていない。趣味の宝塚、ゲーム漫画。趣味を封印してゴルフのためにやってきたので、お酒も」と様々な趣味を封印して得られた、5勝目。 「きょうは飲みたい」少しほほえみながら話した青木選手。次戦はツアー最終戦となるメジャー大会のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ。 「毎年優勝してリコーにファンを連れて行くのが目標の一つ。今回の優勝を自信にもちながら、楽しんでいいプレーをしたいと思います」と意気込みました。