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　本誌『ベストカー』にて好評連載中の「有名人が語る 私とクルマの関係」。今回は女優・モデルの奥仲麻琴(おくなか・まこと)さんが登場！アイドルグループ「PASSPO☆」のメンバーながら『仮面ライダーウィザード』のヒロインも演じるという貴重な経験をしてきた奥仲さん。アイドルと特撮ヒロインでの苦悩とクルマにまつわるエピソードで、話題は盛りだくさんです！ 【画像ギャラリー】旅行大好きの一面も！女優・モデル 奥仲麻琴・秘蔵写真大公開!!(17枚) 文:相田武将/写真:山上徳幸/構成:伊藤明弘

■運転免許は20歳になってやっと

　奥仲さんが出演した仮面ライダーシリーズは人気の特撮番組で、ロケとイベントなどを合わせると、1年半ほぼ毎日スケジュールが埋まっていたそうだ。 　「体力的にもきつかったですが、気持ちの切り替えが大変でした」 　ウィザードの爆破シーンのロケ現場から、都内スタジオでPASSPO☆の曲のレッスンやLIVEに向かうことも多く、特撮ヒロインからアイドルへ変わるのが難しかったそうだ。 　奥仲さんはクルマの運転には興味はあったが、こんな状況なので20歳になってやっと、教習所の期限ギリギリで免許を取得することができた。

■自分で買った初めてのクルマがジムニー

　奥仲さんは運転免許を取ってからも、仕事が忙しくて家のクルマをたまに乗る生活が続いた。28歳でお世話になった芸能事務所を退社して、自分の時間を作れるようになった時に初めて自身でクルマを購入。 　「いつか4WDに乗ってみたいと思っていました。そんな折、ショッピングセンターで見かけた現行ジムニーに一目惚れしたんです」 　アイドルが4WD？とファンからは不思議がられたそうだが、ディーラーのキャンセル待ちに運よく出会い、早々にジムニーデビューを果たした。 　「都内の細い道でも小回りが利いて、運転目線も高いので凄く運転が楽でした」 　4WDなので、キャンプや悪路も走ってみた？とお聞きしたところ。 　「とっても可愛くて、汚したくなかったので、そういうところは行きませんでした(笑)」

■初めてのクーペと新生活

　奥仲さんは、レクサスRC300Fスポーツに乗り換えて、目線の低さに驚いたという。 　「目線も低く、フロントの長さも車幅もジムニーとは比べものにならなくて、最初は運転が怖かったです。でも、ジムニーで唯一気になっていた乗り心地の悪さがなく、しっとりした感じと、慣れてくると静かに加速していく気持ちよさは最高です」 　奥仲さんがジムニーから乗り換えた理由は、30歳を迎えての結婚にある。 　「このレクサスは、新しい家族のクルマとして乗っています。もちろん、ジムニーは実家に置いてあります！思い出が詰まった大切なクルマですから」 　そして、レクサスRC300Fスポーツにも、すでにたくさんの思い出が詰まっているに違いないと感じた。