【速報】北アルプス硫黄岳周辺で男性2人遭難 行方不明の1人死亡 1人は病院搬送 2日前に無線機から「SOS信号」も…その後、連絡途絶える 難コースを登山か
北アルプス硫黄岳周辺を登山していて行方がわからなくなっていた男性2人について、11日、発見、救助されましたが、1人の死亡が確認されました。 山梨県北杜市と埼玉県飯能市のいずれも40代の男性は1月5日に大町市の七倉登山口から入山し、硫黄岳を経由して槍ヶ岳方面に向かう途中で遭難したとみられます。 9日正午過ぎに2人の無線機から「SOS信号」が発せられ、受信したアメリカのサービス会社などを通して長野県警に連絡がありました。 長野県警は10日、ヘリコプターで捜索する予定でしたが、天候が悪く断念。 11日午前8時20分頃、新潟県警のヘリが2人を発見、救助しましたが、山梨県北杜市の男性の死亡が確認されました。埼玉県飯能市の男性は病院に搬送されましたが、会話ができる状態だということです。 登山計画によりますと、2人は難易度の高いコースをたどり、11日に新穂高温泉に下山する予定でした。