「ポケポケ」の推定売上は2億ドル超 すでに『Pokémon Sleep』や『Pokémon UNITE』を上回る勢い
『Pokémon Trading Card Game Pocket』は、サービス開始から1カ月で2億ドルを超える収益を生み出したと推定されているようだ。つまり、すでに『Pokémon Sleep』や『Pokémon UNITE』を上回っていることになる。 「Pokemon Trading Card Game Pocket」画像・動画ギャラリー AppMagicの分析では、2024年10月30日のサービス開始からわずか1カ月後の11月29日に、収益が2億800万ドル(約311億円)に達したと推定されている(PocketGamer.bizより)。本作は基本プレイ無料だが、追加のブースターパック、周辺グッズ、毎日追加で1パック開封できる月額サービス「プレミアムパス」を購入することも可能だ。 サービス開始からすぐさま大ヒット作となった本作は、1日あたり300万ドル(約4億円)、4日間で1200万ドル(約18億円)を売り上げたと推定されていた。この数字は増え続けており、現在では1日あたりの利用額が平均650万ドル(約10億円)と推定されている。これまででもっとも利用額が多かったのは「炎ポケモン大量発生イベント」の開始日で、840万ドル(約13億円)にまで上がった。 「ポケポケ」は、標準的なモバイル向けの基本プレイ無料ゲームのモデルを採用している。最初の数日間はプレイヤーに多数の報酬を与えるが、すぐにそれが底をつき、その興奮を再び味わうためには現実のお金を消費するしかないという形だ。 パックを開封してカードのコレクションを埋めたり、デッキを構築してバトルしたりするのだが、コレクションの部分だけが完全に実装されており、バトルは今のところ最低限の要素しかない。しかし、毎日無料で2パックのみが開封できる。 パック第1弾「最強の遺伝子」には226種類のカードが収録されており、60種類の別アートも含まれている。あるプレイヤーの予測では、お金を使わずにこれをコンプリートするには2年ほどかかるとされている一方で、出費を厭わないプレイヤーは約1500ドル(約22万円)をかければ図鑑を完成させることができるようだ。 だが、お金を使わずにコンプリートするのは不可能になっている。追加のプロモカードパックも登場しており、現時点で月額980円のプレミアムパスに加入しなければ入手できないカードが2種類含まれている。 なお、12月中に新たな拡張パックも登場予定で、1月には一部のカードをトレードできる機能が追加されるという。
Ryan Dinsdale