2025年、年が変わっても、物価高が続いています。 こうした状況で、注目されるのが今年の賃金動向です。 7日、県内労働界が始動し、賃上げに向け、気勢を上げました。 県内最大の労働団体、連合富山が開いた新年祝賀会。 加盟組合などから約220人が集まり、5年ぶりにコロナ禍前の規模で開催されました。 ＊連合富山　浜守秀樹会長 「企業規模間・雇用形態間・男女間の賃金格差是正へ、取り組み重点化で賃上げの社会的な広がりに全力をあげる」 連合富山の浜守会長は今年の春闘を「新たなステージをわが国に定着させるための重要な取り組み」と位置づけ、賃上げに全力をあげる考えを示しました。 連合富山は、1月16日に執行委員会を開き、春闘の基本方針を決めることにしています。 また、今年は参議院選挙や、富山市長選、市議選などが控える「選挙イヤー」であるとして、推薦候補者全員の勝利に向け、総力をあげて取り組むことを確認しました。 連合富山は、夏の参院選に向け、立憲民主党と国民民主党の候補者の一本化を目指すとしています。