サラーの負傷は「当初懸念されていたよりも深刻」 念願のタイトルにまたも手届かずか
アフリカ・ネイションズカップの再出場は難しい
エジプト代表としてアフリカ・ネイションズカップに参戦し負傷したモハメド・サラーの怪我は当初考えていたよりも深刻だったと、英『BBC』が伝えている。 現在、コートジボワールで開催中のアフリカ・ネイションズカップに参戦しているサラーは、18日に行われたガーナ戦でハムストリングを負傷し、途中交代した。サラーは怪我のリハビリのため、リヴァプールに復帰した。 エジプトサッカー協会は、同国が2月2日か2月3日に行われる準決勝に進出した場合に限り、サラーは再び大会に出場するだろうと発表しているが、サラーの代理人のラミー・アッバス・イッサ氏は、サラーが再びアフリカ・ネイションズカップに出場することに疑問を投げかけているようだ。 実際、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、「サラーがリヴァプールで6シーズン以上過ごし、リーグ戦を欠場していないことを考えると、このハムストリングの怪我は深刻である可能性が高い」と示唆している。 しかし、アフリカ・ネイションズカップはサラーにとって悲願のタイトルだ。エジプト代表は同大会を過去7回制覇しているが、このタイトルはサラーが代表デビューする前に獲得したもので、サラーが出場した2017年と2021年大会ではいずれも準優勝に終わっている。 サラーの再出場は叶うのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部