皇居で新年祝賀の儀 陛下「国民の幸せ祈る」
天皇、皇后両陛下が皇族や三権の長らから新年のお祝いを受ける「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿であり、天皇陛下は「新しい年を共に祝うことを誠にうれしく思います。年頭に当たり、国民の幸せと国の発展を祈ります」と応じられた。 宮殿「松の間」で、秋篠宮ご夫妻や両陛下の長女愛子さまら皇族が順次あいさつした。その後、両陛下は皇族と共に宮殿の各部屋を回り、岸田文雄首相や閣僚、最高裁長官らから祝賀を受けた。各国の駐日大使らもあいさつに訪れた。 新型コロナウイルス禍での国民の苦労を考慮し、両陛下の意向で女性皇族は2021年からティアラの着用を控えていたが、今回はティアラを着けた正装で臨んだ。