『ラブ トランジット』シーズン2、価値観に影響を与えあった10人の恋と友情 女性メンバーがホカンス振り返る座談会
Prime Videoで配信中の恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』シーズン2。過去の恋か、次の恋か。元恋人たちがホカンス生活を通して究極の2択で揺れ動くさまが話題を呼んでいる。このほど、女性参加者のエリカ、ミヅキ、もも、ゆきこ、ゆづきが再び集まり座談会を実施。ORICON NEWSでは、その模様を動画インタビューで届ける。 ※以下、『ラブ トランジット』シーズン2の全話のネタバレを含みます 今回集められたのは、交際期間も破局理由もさまざまな男女10人のペア。約1ヶ月のホカンスでの生活を通じて、自分のXが誰かは伏せたまま、異性とデートを重ね、過去の恋と新たな恋に向き合っていく。最終話では、料理研究家のももと美容師のマサヤ、会社員のまさとと歯科衛生士のゆきこが復縁を選び、カップル成立となって幕を閉じた。 ■ミヅキの“うっかりミス”で早々にXが発覚「『どこで仲良くなったの?』って(笑)」 ――再会を振り返っていかがでしたか。 ゆきこ:緊張しなかったです。みんなはした? エリカ:自分の緊張というより向こう(X)が話せるかなって心配があって。 ゆきこ:相手は緊張していたけど私はしてなかった。久しぶりに再会できるって楽しみだった。どんな人になっているのかな?って…。 もも:私は距離を感じた。前のXじゃないなって。よそよそしいみたいな~。 ミヅキ:気まずかったし、会ってみたら最初は敬語だったから『あれ?』みたいな。 エリカ:私はそんなに久しぶりではなかったので、途中から普通にカフェでお茶してる気持ちになっていました(笑) ――その後の生活では、元恋人の相手をバレないようにしないといけませんが、不安はありましたか? ゆづき:不安はなかったです。 ミヅキ:不安はなかったけど私が一番、顔に出ていました(笑) エリカ:結構、私は感情が表に出やすいので、できる限りの努力はしたつもりです。 ――みなさんのなかでX同士のペアはある程度予想できていましたか? エリカ:私はめっちゃ、早く予想できました!序盤でわかって全部あたってました。 もも:部屋に帰ったら携帯のメモに誰と誰、理由を書いてました(笑)。ミヅキは紫(復縁希望)か…?違うか、って(笑) ゆづき:なにも考えてなかったかもしれない(笑) エリカ:ミヅキとスンギがX同士であることはすぐにわかりました。手紙の内容が結構印象的で、スンギとミヅキがペアっぽいなって一番最初に思ったかも。 もも:私も(スンギとミヅキのペアが)一番最初にわかったかも?ご飯を作っていたら『スンちゃん』とか呼んでいて…『どこで仲良くなったの?』って(笑) ミヅキ:言ったあとに『あ…』と思って、そのあと『スンギさん』とか言ってた(笑) ――ももさんは、Xであるマサヤさんの態度から自分が元恋人であることが周囲にバレそうだなと思ったとのことでしたが、ほかの方々はいかがですか。 ゆづき:私はあんまりバレそうだなと思ったことはなかったです。 ゆきこ:私はそんなにXの視界に入ってなかったと思う。だから絶対バレてないなってお互いに思っていました。 ミヅキ:でもマサヤくんはわかりやすかったかも(笑) もも:だからバレそうだけど大丈夫?(笑)って。みんな気を遣うんじゃないかなって思ってた(笑) 一同:わかりやすかったよね。 ――逆に一番わかりにくかったペアはいらっしゃいますか。 もも:私はゆきちゃんとまさとくんのペア。 ミヅキ:(エリカのXである)たかあきくんもわからなかったよ。たかあきくんはみんなでいる時はつかみどころがなくてふわふわしている印象で、エリカちゃんに対してもみんなと同じように接するから。 エリカ:たかあきに関してはバレないかもって思っていたけど、私がバレちゃう(笑)。向こうは結構ツンツンするタイプだから、たぶんバレないだろうなと。 ――エリカさんはお菓子事件がありましたね。 エリカ:はい(笑)。ああいう感じで私の方が(行動でXが)バレちゃうんだろうなという予測をしていて、やっぱりやっちゃいました(笑) ――男性メンバーいわく、あれは本当にお菓子が食べたかったんだと思ったらしいです。 ゆきこ:私もそう思った(笑) エリカ:違うよ~(笑)。もっと根深い理由があるんです。 ゆきこ:『かわいい~』って思って(笑)。私もこういうかわいさを見習いたいなってくらいに思ってました。 ■ゆづき、もも&ゆきこに感謝「自分が自分のままでいいんだと思えるきっかけ」 ――元々女性メンバーに最初のパーティーで、復縁を希望する紫のチューリップを選択した方はいなかったですが、ホカンスに参加する前は復縁は頭になかったのでしょうか。 ゆきこ:復縁よりも新しい恋愛を目指して参加しました。 一同:うんうん。 ――でも、自分のXが別のメンバーとデートに行くのは複雑な気持ちはあった? エリカ:なかったということはないですけど…って感じですかね。 ゆきこ:最初は全然複雑な気持ちはなくて、応援していたから戸惑いもなかったし、『見る目あるなぁ』くらいに思っていました。 ――印象に残ったデートはありますか。 ミヅキ:ボルダリング(笑)。たかあきくんよりできちゃって、彼がすねちゃって…(笑)。人生で初めてボルダリングをして『こんなにきついの?』って。途中2人ともイライラして、どっちができるかって言っていたのが、たかあきくんは手足長いから不利になっちゃったんです。私ができたら『…』みたいな。それでそのまま夜のサウナデートに行って(笑) もも:一番(配信で)見たいかも(笑) ゆづき:私はX(セカイ)としたサップデートです。付き合っていた頃がコロナの時期だったので、あまり外に出ることができなかったんです。ああいうアクティビティを2人でしたのが初めてだったので、めちゃくちゃ楽しかったです。 ゆきこ:私は沖縄のしゃぶしゃぶ…(笑)。“面接しゃぶしゃぶ”。ぜひ見てください。怖いですから。デートなのになんで私、怒られているのかな?怖い…みたいな。しゃぶしゃぶ大好きなのにコレ食べていいのかなって。 エリカ:“面接しゃぶしゃぶ”は面白いね(笑)。私はお化け屋敷。本当に怖すぎて、終わったあと、怖さのあまり自分で自分の足を踏んで負傷してホカンス中、ずっと足が痛かったんです(笑)。それくらい怖いので、ぜひお化け屋敷行ってほしいです。 ――みなさんとても仲良しですが、女性メンバーだけで話したり、仲が深まる機会はありましたか。 ミヅキ:ももちゃんとは話していたよね。 もも:状況が似ているからね。 ミヅキ:4人でもデートに行きました。 もも:ミヅキのXからの話を聞いていたから2人の心境を知っていて、すてきな2人だから個人的に応援したい気持ちがありました。Xが優しい人なので2人をほっとけなかったです。(ミヅキともものXが)“紫(チューリップ)同盟”って(笑)。あれなんなんだろ(笑) エリカ:私は一番最初にゆきちゃんと2時間くらいずっとおしゃべりする時間があって、人となりがわかって大ファンになりました。 ゆきこ:しかも誕生日も1日違いで年齢も一緒。近いものがあったよね。 エリカ:その時は年齢が言えないから、あとから『え、同い年?』って(笑) ゆづき:ラウンジで、ももちゃんとゆきちゃんと話したのが一番印象的でした。その時に悩んでいたことを2人が聞いてくれて受け止めてくれたので、それがきっかけでメンバーみんなに対して自分の心を開きやすくなって。自分が自分のままでいいんだと思えるきっかけだったので、2人にすごく感謝しています。 もも:確かにゆづちゃんはそれまで何を考えているのか、結構分からなくて。いつも元気でいつもみんなをハッピーにしてくれる存在だけど、ふとした時に沈んでいるゆづちゃんがいて。あれ?みたいな。みんな仲間だから吐き出そうよって話して、そこで距離が縮まりました。 ゆづき:みんなに対して気も遣っていたし普段の自分とホカンス中の自分の違いがしんどい部分もあって。2人に吐き出したり、Xに相談したことで自分は自分のままでいいんだな、変に気を遣わなくていいんだなってオープンになれました。みんな優しくて私を受け入れてくれるってわかってから、よりホカンスが楽しくなったし、ストレスや不安がなくなりました。