ブラウンラチェットは操縦性の良さ◎「ルメールさんも気に入ってくれている」/アルテミスS
土曜東京では来年の牝馬クラシックにつながるアルテミスS(G3、芝1600メートル、26日)が行われる。 ブラウンラチェット(牝、手塚)は、1つ上に3歳ダート戦線のトップに君臨する兄フォーエバーヤングがいる注目馬。中山での初戦は好位からセンス良く抜け出し、危なげなくデビュー戦を飾った。芝向きの軽い走りで、コンビを組んだルメール騎手も操縦性の高さを評価していた。 17日の1週前追い切りでは美浦ウッドで6ハロン82秒7-11秒3(馬なり)をマークした。名畑助手は「少し苦しがるところは見せますが、動き自体は変わらずいいです。追ってからの反応が物足りなかったので、もう1段上がってくると思います。ルメールさんも乗りやすさを評価して気に入ってくれている。メンバーはそろいましたが、素質は負けず劣らずだと思います。どのくらいやれるか」と期待を寄せる。23日の最終追い切りにはルメール騎手が騎乗する予定。