【写真：Getty Images】

　プレミアリーグの名門リバプールは、レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英の獲得に動く可能性があるようだ。スペインメディア『fichajes.net』は現地時間11日に、リバプールが久保獲得に動く理由と移籍の実現可能性について報じている。 　 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 　今夏の移籍市場において、リバプールはソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得に関心を示しているとの噂が持ち上がっていた。実際に獲得直前との報道もあったが、結局契約には至らず移籍は実現せずに終わっている。もっとも、リバプールを率いるアルネ・スロット監督は同選手に強く関心を示しているとも報じられており、今冬の移籍市場で再アタックする可能性も伝えられていた。 　しかし、同メディアによると、リバプールはスペイン代表選手ではなく久保獲得に関心を示している可能性があるようだ。「リバプールが狙うソシエダの選手はスビメンディではない。日本のスター久保が注目を集めている」と題して、久保の移籍が実現する可能性について次のように報じている。 「久保は素晴らしい活躍を見せており、創造性、スピード、1対1の状況で相手を崩す能力で攻撃に大きく貢献している。今夏にはスビメンディの獲得を試みていたが、選手自身の拒絶により補強はなくなった。さまざまなポジションへの適応力とチームメイトにチャンスを創り出す才能で彼の市場価値は高まり、リバプールは彼を獲得するためにあらゆる手を尽くすつもりのようだ。ソシエダは久保がチーム内で重要な存在であることを認識しており、選手を失うことには消極的だが、アンフィールドとプレミアリーグの魅力が選手の決断の鍵となるかもしれない」 　また、久保の獲得に関心を示している理由について、「彼の獲得によってチームは若返ることが可能となり、攻撃には多様性が加わるという広範な計画の一環である」と言葉を続け、「久保のリバプールへの移籍は、選手として成熟のピークを迎えたこの日本人選手にとって大きな飛躍を意味することになるだろう。リバプールにとっても、移籍が実現すればスビメンディ獲得失敗後の戦略的な勝利となる。そのため、来季日本代表選手がリバプールのユニフォームを着られるように、クラブはあらゆる手を尽くすと予想される」と、リバプールが本腰で獲得に向けて動き出す可能性を指摘している。