「超越した全国的な現象だ」大谷翔平フィーバー、日本の熱狂ぶりが異常!? 米紙が違和感「重要な総選挙があったのに…」
大谷翔平選手や山本由伸選手が所属するロサンゼルス・ドジャースは、世界一をかけてニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズに臨んでいる。それだけに日本での注目度も高いが、その熱狂ぶりが異常であると、米紙『スポーツ・ビジネス・ジャーナル』が指摘した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷にとってキャリア初のポストシーズンでありながら、優勝に手が届くワールドシリーズまで進出している。ただ、石破茂首相が10月9日に衆議院を解散し、総選挙を15日に公示。27日に投開票を行うことを表明したことで、一大イベントが重なることになった。どちらも話題性のあるイベントではあるが、報道の偏りが見えたことに、同紙は「土曜日の日本でのドジャース対ヤンキースの第1戦まで、日曜日に重要な総選挙が予定されていたにもかかわらず、主流のニュース番組は主に大谷に関するニュースを取り上げていた」と違和感を感じている。 また、同紙は米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』のジャレド・ダイアモンド記者の言葉として「5500マイル離れた場所で前例のない熱狂を引き起こしている」「大谷マニアには限界がないようだ」「最も有名な人物であり、年齢、性別、政治的立場、さらにはスポーツファン全般を超越した全国的な現象」と、日本の熱狂ぶりを伝えている。実際、ワールドシリーズ第2戦は米国を上回り、日本で約1590万人の視聴者を集めてポストシーズン史上最多を更新するなど、前例のない現象が起きた。
ベースボールチャンネル編集部