唐津署は23日、唐津市の70代女性が約300万円をだまし取られるニセ電話詐欺が発生したと発表した。
同署によると4月14日、女性の携帯電話に番号非通知の着信があり、電話料金が未納になっている内容の自動音声案内が流れた。案内に従って操作すると通話に切り替わり、警察官や検察官を装う人物から「あなた名義の携帯電話を別人が契約している」「全ての紙幣を調べる必要があるため全財産を一つの口座に移して送金してほしい」などと要求された。
女性は指定された金融機関の口座に計303万円を振り込んだ。その後、連絡が取れなくなって警察署に照会し、詐欺が発覚した。