オーラリー、MHL… アンダー3万円の「価値ある春ニット」4選【大人の買い「確」ワードローブ】
「いい服」の尺度は十人十色。当然ブランドに魅力を感じる人もいれば素材や作りの質にこだわる人もいる。しかし、それを3万円以内という価格帯で手にできるならこんなにうれしいことはない。馴染みのブランドの知られざる名品から新鋭ブランドまで、自分にとって本当に「価値ある服」を探してみたい。 【写真】春ニット、アウター…大人の買い「確」ワードローブのアイテムをもっと見る
AURALEE
表地は上質な超長綿、裏面は無撚糸を使用し、稀少な旧式の織機で丁寧に編み立てることで滑らかさと適度な張りを両立させたクルーネックスウェット。繊細なオリーブグリーンの色味も相まって、ニットのような感覚で上品に装えるところが他でもないオーラリーならでは。
FOLL
光沢がないマットな質感ながら風合いはふわりと柔らかい、オリジナルのローシルク素材で編み上げられた上質なカーディガン。リラックスフィットだけれどゆるさがなく、Tシャツにさらりと合わせるだけでエレガントな佇まいに。
MHL.
これからの時期、ロンTなどとのレイヤリングに何かと重宝するニットベスト。ボクシーなフォルムと幅広のリブ使いが目をひくこの一枚ならより着こなしに奥行きが出る。コットン×リネンのドライな風合いも上質さの中にちょうどいい抜け感を演出。
ELACIO
2023年春夏にスタートしたフランスのファクトリーブランド、エラシオは’70~’80年代のムードをあえてモダナイズせずに落とし込む服作りが特徴。鹿の子のロングスリーブポロ「ロワン」も、程よく野暮ったいシルエットや素材感がむしろいい感じだ。“Made in France”のエスプリを気取りなくまとって。