元幕内東龍が断髪式 昨年12月に引退「幸せ」
大相撲で昨年12月に現役を引退したモンゴル出身で元幕内東龍のサンドゥイジャブ・トドビレグさん(37)の断髪式が28日、東京・両国国技館で開かれ、母国の関係者ら約250人が出席した。師匠だった玉ノ井親方(元大関栃東)から最後のはさみを入れられ「自分でもよく頑張ったんじゃないかなと思う。本当に幸せ」と感慨に浸った。 相撲留学した高知・明徳義塾高から九州情報大に進み、2009年初場所初土俵。長身を生かした右四つの寄りを得意とし、幕内には計11場所在位した。今後については「貿易業をやっていきたい。日本とモンゴルとの架け橋になれたら一番いい」と目標を掲げた。