金曜日は「ビアガー電」いかが 7～9月運行 22日から予約受付 熊本市交通局
熊本市交通局は7月から毎週金曜日に、貸し切り市電でビールと軽食を楽しめる「ビアガー電」を運行する。1日1組限定で9月まで。22日から7、8月分の予約を受け付ける。 2006年に始まった夏の恒例行事。熊本地震で16年から休止していたが、22年に再開した。市電開業100周年の今年は、高橋酒造（人吉市）のプレミアム米焼酎「百」を1杯300円で提供するほか、市電を特別にデザインした升を乗客に贈る。 行程は、午後6時半に熊本市中央区大江の交通局を出発し、熊本駅前で休憩、午後7時40分ごろ到着する通町筋が終点。ビール3杯と唐揚げや枝豆などのつまみ付きで1人4千円。15～25人の団体客が対象だが、15人未満でも6万円で貸し切り可。ビールなどは別料金で追加できる。 21日には試験運行があり、参加した熊本市中央区の男性会社員（43）は「車窓も楽しめるし、心地よい揺れもあって、お酒が進みますね」と上機嫌だった。
予約は市交通局ホームページから。先着順。9月分は8月1日から受け付ける。（九重陽平）
