全日本フィギュアで「涙が…」 37歳織田信成、拍手生んだ氷上での行動にX感涙「まだまだ見たい」
全日本フィギュア・男子フリー
フィギュアスケートの全日本選手権は21日、大阪・東和薬品RACTABドームで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位の37歳・織田信成(大阪スケート倶楽部)は150.15点、計234.68点の4位に入った。2013年に一度は引退し、22年に復帰した大ベテラン。演技後、氷上での振る舞いがファンの涙を誘った。 【画像】「涙が…」「まだまだ見たい」 37歳織田信成、拍手生んだ氷上での行動を捉えた1枚 織田は連続ジャンプを予定していた冒頭、1つ目の4回転トウループで転倒した。その後はトリプルアクセルを着氷するなど立て直し。フィニッシュ後はスタンディングオベーションを浴び、観客に向かって深々と頭を下げた。リンクを去る際にも一礼。最後まで敬意を示した。 深いお辞儀を見たX上の日本のファンからは「素晴らしい、としか言いようもありません。ややもすれば、親子に近い年齢差の選手たちと互角の演技、まだまだ見たいけれど、お疲れ様でした」「観客の大声援に笑顔と深い一礼で応える姿にもまた涙が フィギュアスケートの素晴らしさを改めて感じた全日本でした」「最後のお辞儀も含めて…すごく感慨深い気持ちに涙」と感激した様子の声が上げられていた。 演技後に取材に応じた織田は、「もう本当に感謝の気持ちでいっぱいで。昨日のショートも凄く手拍子が力になったんですけど、皆さんの拍手が凄く力になって、最後まで滑り切ることができたので感謝の気持ちを最後にお礼に込めて(お辞儀を)してました」と説明。キス・アンド・クライでは笑顔を見せたものの、報道陣の質問には涙を浮かべて言葉を振り絞っていた。
THE ANSWER編集部