ワカメを食べても毛は生えない…名医が教える正しい「薄毛」対策!人に言いにくい身体のお悩み「痔」と「薄毛」の正しい知識と改善法
身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。 メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。 ドクターは平田肛門科医院 副院長 医学博士 平田悠悟先生とさとう美容クリニック 院長 東京メモリアルクリニック 理事長 医学博士 佐藤明男先生です。 【動画】水虫かも…と人知れずお悩みの方!似た症状でも違う”ニセ水虫”の場合もあるんです【17秒~】 今回のテーマは「~もう悩まないで!痔・薄毛~人に言いにくい身体のお悩み 第2弾」 人に言いにくい身体のお悩みシリーズ第2弾!1つは、日本国内の人の3人に1人が悩んでいるという意外と身近な病気「痔」。そして、もう1つは「薄毛」。現在薄毛に悩んでいる人は約1200万人!男性に多いイメージがありますが、20歳以上の女性の約40%が一生に一度は薄毛を発症するというデータもあるそうです。そこで今回は、一人で悩みがちな「痔」と「薄毛」の正しい知識と改善法を専門医に教えてもらいました。
日本人の約 3人に1人!痔の恐怖
ある調査によると、痔の症状を自覚しているのに病院を受診していない人は約6割。また、痔の症状を自覚してから病院を受診するまで平均7年というデータもあるそうです。 <肛門科ではどのような診察が行われている?> 先生によると、痔の診察では、120度開く「肛門鏡」という器具を3回に分けて挿入し肛門内を360度しっかり確認するそうです。そして、診察時には下着やズボンを全て脱ぐ必要はなく、患者への十分な配慮が施されているそうです。(※病院により診察方法・環境は異なります) <内痔核(いぼ痔)について> 「内痔核」とは、いぼ痔の一種で肛門の内部に炎症が起き血液が溜まって腫れてしまう事。痛みがないため、出血して気付く人が多いのだとか。放っておくといぼが垂れ下がって肛門の外に出て来る事もあるそうです。いぼ痔は、痔のおよそ半分を占める最も多い痔。痛みはないけどたまに血が出ると言う方は要注意だそうです。 <外痔核(いぼ痔)について> 肛門の外側にできるいぼ痔を「外痔核」と言います。外痔核は内痔核と違って、強い痛みを伴う事が多いのが特徴だそうです。 <切れ痔について> 痔の中でも、女性では2番目男性では3番目に多い「切れ痔」。その主な原因は便秘だそうです。実は、この切れ痔を放置すると大変な事になるといいます。先生によると、切れた皮膚は再生する際に引っ張り合いながらくっつく特徴があるのだとか。そのため、肛門付近で切れたり治ったりを繰り返すと肛門が狭くなり、ひどい場合は手術が必要になる事もあるそうです。