ダービー制覇から一夜 ダノンデサイル数日かけ馬体の確認とケア
ダービーを制覇したダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田)が一夜明けた27日、栗東トレセンで穏やかな姿を見せた。安田師は「午前0時過ぎに到着しました。もともとご飯をがっつくタイプじゃないですが、しっかり食べていました。しっかり走ってきた影響は感じられますし、今後は数日かけて馬体の確認とケアを行い、山元トレセン(宮城県)に移動する予定です」と説明した。 ダービー初挑戦で勝利を飾り、84年のグレード制導入後、史上最年少となる41歳でのダービートレーナーとなったことには「まだ勝った自覚は薄いです。デサイルが目標にしていた今回のレースを無事に終え、その上で結果が伴ったことをうれしく感じています」と喜びを口にした。今後については「暑くなるであろう夏の過ごし方をみて今後の予定をオーナーと相談させていただきます」と見通しを語っていた。