「ハッピー・オブ・ジ・エンド」沢村玲&別府由来が語る“相性の良さ”と“お互いのすごさ”
――原作の中で、浩然と千紘が「年末年始に沖縄で年越しをする」という話をしている場面がありますが、もしお二人自身が年末を一緒に過ごすとしたら、どこで何をしたいですか? 別府 「『RIZIN』とかじゃないの?」 沢村 「当たり前じゃないですか。でも、今年の年末は仕事で行けそうにないんです」 別府 「千紘は格闘技が好きなんですけど、僕はそんなに詳しくなくて…(笑)。テレビで一緒に見るなら!」 沢村 「テレビではメインマッチしか流れないのよ。だから、僕は配信で見てます」 別府 「ははは(笑)。じゃあ、それも付き合います!」 沢村 「僕の解説を聞きたいってことかな?(笑)」 別府 「どれだけ愛が深いのか、ちょっと気にはなります。だから、年末年始はお家でまったり過ごしましょう」 沢村 「そうだね」 ――「RIZIN」がなかったとしても? 別府 「外に出るにしても、僕は人ごみがあまり得意じゃないので。家で『RIZIN』で!」 沢村 「じゃあ、この後、詳しく対戦の解説をしましょうか」 別府 「あ、大丈夫です(笑)。まだ心の準備ができてないんで」 沢村 「感動しましたよ、本当に」 別府 「痛そうって心配になっちゃう」 沢村 「スポーツ! 人間ドラマです」
――ちなみに、お二人には共通の趣味はありますか? 沢村 「サウナ?」 別府 「そうね、サウナがめちゃめちゃ好きです。でも、僕は、趣味が合いすぎるより、違う趣味を持っている人のほうが性格的に気になっちゃうタイプなんです」 沢村 「(笑)」 別府 「何事もやっぱり知らないよりは知っている方が好きなので。玲くん、料理とか車もすごく好きって言っていたから、そういうお話もいずれ聞いてみたいですね」 沢村 「趣味のことならずっと話せます。全然教えるよ。その代わり、あと5時間ぐらいかかるから」 ――(笑)。では、最後に、この作品を終えた今、改めて今後の俳優業においての目標をお聞かせください。 沢村 「僕は、まだお芝居の経験が多くないので、『ハッピー・オブ・ジ・エンド』でたくさんのことを学ぶことができました。これからも、まず第一に作品の世界観を見てくださる方に伝えられるようなお芝居をすることを大事にしていきたいです。作品というものは決して1人で作るものじゃないので、監督さんやスタッフの皆さんと相談しながら、一つ一つの作品を大事にする気持ちはずっと大切にしてやっていきたいです。今後、いろんな作品に関わるようになっても、そこは変わらないようにしたいなと思います」 ――どんな役をやってみたいですか? 沢村 「『リーガル・ハイ』の古美門(研介)さん(堺雅人)みたいな役をやりたいですね。『(古美門の口調で)新幹線の先にくくり付けられてしばらく走られるといい。少しはマシになるだろう』」 別府 「それ、趣味の話をする時の玲くんじゃん(笑)。ぴったりだよ!」 ――では、別府さんは? 別府 「今回の作品でお芝居が楽しいって思う時間がたくさんあったので、今はひたすら、どんな役でもいいから演じてみたいっていう思いがありますね。僕自身、小さい頃からドラマとか映画とかを見て育ってきて、いつか自分も出てみたいなっていう憧れを抱いてここまで来たので、今後もいろんな作品に携わってたくさんの方に『作品を見てました』と言われたらいいな! いつかそんな役者になりたいなと思っています」