「誰にも真似ができない」と元プロ指揮官が絶賛する東海大相模の3番打者は今大会打率.666!最速152キロ右腕から4安打を打った実績も
<第106回全国高校野球選手権大会:東海大相模8ー1広陵>◇16日◇3回戦◇甲子園 【一覧】東海大相模 夏のベンチ入りメンバー紹介 東海大相模が自慢の強打を発揮し、投手力の高い広陵相手に8得点を奪い、9年ぶりのベスト8進出を決めた。その中で神奈川大会を通して、最も当たりを見せるのが2年生3番の中村 龍之介外野手だ。1年夏から公式戦に出場するなど、順調に経験を積んできた中村は神奈川大会では27打数13安打、2本塁打7打点の活躍。 甲子園初戦の富山商戦では4打数2安打、そして広陵戦でも5打数4安打4打点の大当たり。3回には逆転適時打、そして5回には髙尾 響投手(3年)から適時打を放ち、9打数6安打(打率.666)を記録している。 中村の良さは巧みなバットコントロール。右投手、左投手関係なく、的確にミートする。そして体勢を崩されても当てて、ヒットゾーンにできる技術には元プロの原俊介監督は「誰にも真似が出来ない」と絶賛する。 「きれいなヒットではなくても、しっかりと打てて良かった」と喜ぶ。速球投手にも強く、今秋のドラフト候補に挙がる152キロ右腕・小船 翼投手(知徳)との練習試合でも4安打を打った実績がある。 「速球を苦にしたことがないですね。来た軌道に合わせるだけです」 そのコメントはまさに天才的だ。