ビットコイン反発、一時9万2000ドル台に-先週末の大幅安から回復
(ブルームバーグ): 18日の暗号資産(仮想通貨)ビットコインは反発。先週末2日間の下げ幅は米大統領選後で最大だった。トランプ次期大統領の政策アジェンダが及ぼす影響について、投資家の見方は変化しつつあり、不安定な取引が続いている。
ロンドン時間午前7時5分時点で、ビットコインは9万2000ドル台まで回復。先週末は約3%下落した。トランプ氏は仮想通貨を支えるあらゆる公約を掲げているが、実現するのか、またその時期については疑問が残る。
IGオーストラリアの市場アナリスト、トニー・シカモア氏はリポートで、ビットコインは11月5日の選挙以降に記録的な上昇で「過熱」し、「多くの好材料が相場に織り込まれてしまった」と述べた。
トランプ氏のビジネス寄りの姿勢は、米国株や仮想通貨の投資家を後押ししているが、関税計画などがインフレリスクにつながるとの懸念から楽観は一部後退しつつある。
原題:Bitcoin Rebounds From Token’s Largest Retreat Since US Election
(抜粋)
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Sunil Jagtiani