諫早で19人が食中毒 ホテル併設の飲食店 2日間の営業停止処分 長崎
長崎県は6日、諫早市宇都町のホテルグランドパレス諫早に併設する飲食店「レストラン プルニエ」を利用した19~72歳の計19人が食中毒とみられる症状を訴え、うち7人の便からノロウイルスを検出したとして、食品衛生法に基づき、同店を同日から2日間の営業停止処分とした。 県によると、3月29日昼に同店を利用した1グループ8人のうち7人が下痢や嘔吐(おうと)、発熱などを訴えた。ほかにも、同日夕方~31日昼に利用した5グループ計24人のうち12人にも同様の症状が現れた。9人が医療機関を受診したが、回復に向かっているという。 29~31日は3種類のコース料理を提供。症状があった全員に共通する食事は同店のみで、調理従事者2人の便からも同ウイルスが検出されたため、食中毒の原因施設と断定した。同店は4月4日から営業を自粛している。