食べ比べに行列、鹿沼で「シウマイ博覧会」 320個を一度に蒸し上げ歓声
栃木県鹿沼市内のシューマイの食べ比べイベント「かぬまシウマイ博覧会」(鹿沼商工会議所主催)が23日、鹿沼市役所駐車場で開かれた。 【動画】市内のシューマイ食べ比べ・博覧会 崎陽軒(横浜市)の初代社長が市出身という縁で、同商議所は「かぬまシウマイ」を通じたまちおこしに力を入れる。同イベントは昨年に続き2回目で、今回は市内の10店がシューマイ関連のメニューを提供。来場者は開会の1時間前から行列をつくった。 シューマイと一緒に市が誇る木工技術もアピールしようと、「八百半フードセンター」(同市上田町)は市内産ヒノキで製作した縦横約1メートルの巨大角せいろを使用。約320個のシューマイを同時に蒸し上げ、会場を沸かせた。 家族で訪れた大田原市大田原小1年伊澤昂佑(いざわこうすけ)さん(7)は「スープシウマイがおいしかった」と笑顔を見せた。同商議所の片柳伸一(かたやなぎしんいち)会頭は「県外の人もたくさん訪れて、盛況で良かった」と話した。