6校児童、朝市にエールの歌声
能登半島地震から復旧・復興へと歩むふるさとをユーチューブで発信しようと、輪島市の6小学校の6年生35人が18日、「出張輪島朝市」が開かれる商業施設で動画撮影に臨んだ。朝市組合員や買い物客と手拍子を打ち、朝市のイメージカラーであるオレンジ色のテントとのぼりを背に力強い歌声を響かせた。 「輝く輪島の未来」をテーマとする総合学習の一環で行われ、河井、鳳至、鵠巣(こうのす)、大屋、河原田、三井の6小の児童が参加した。 歌はシンガー・ソングライターBigfumi(ビッグフミ)さんの「Life」。児童は出張朝市の会場である「パワーシティ輪島ワイプラザ」で「笑ったって、泣いたって、苦しくたっても、きっときっと 明日はやってくる」と、伸びやかに歌い上げた。 動画は9月にユーチューブに投稿される。鳳至小の加川結望(ゆの)さん(12)は「朝市は私たちの自慢。少しでも元気になってもらえるとうれしい」と話した。冨(と)水(みず)長毅(ながたけ)組合長は「子どもたちの歌声を聞き、一緒に輪島の未来のため頑張りたいと思った」と力を込めた。