8試合でわずか4p、プレミアワーストの成績に大不振マン・Cの現地記者「ケガだけでは説明できない」
深刻な不振に陥るマンチェスター・シティについて、現地記者が分析している。 昨季史上初のプレミアリーグ4連覇を達成し、王者として今季に挑んだマンチェスター・C。しかし10月末から深刻な不振に陥っており、21日に行われたアストン・ヴィラ戦も1-2と敗れた。これで直近12試合でわずか1勝(2分け9敗)と、深刻な不振に陥っている。 【順位表:プレミアリーグ】 プレミアリーグここ8試合の成績は1勝1分け6敗、獲得した勝ち点はわずか「4」と苦しむマンチェスター・C。イギリス『BBC』によると、過去8試合の成績は最下位に沈むサウサンプトンと同じであり、さらにサウサンプトンが22日のフラム戦で引き分け以上に終わった場合、同期間でリーグワーストチームになるという。 同メディアのニック・マシター記者は、「ジョゼップ・グアルディオラはパフォーマンスに満足していたが、タイトル争いからさらに遠ざかったことを慰めるものはない。確かにコンディションが整っていない選手を起用せざるを得なかったかもしれないとはいえ、シティがかつての面影を失ったのは、それだけでは説明できない」と指摘している。 またアラン・シアラー氏は、『Match of the Day』の中で「心配なのは失点数(8試合で16失点)だよ。中盤の守備とスピードが欠けているのは顕著で、驚くほど突破されていたね。現時点で間違っていることは山ほどあるよ」と厳しい見解を口にした。 26日にはエヴァートン戦、29日にはレスター戦と、2024年内に2試合を残すマンチェスター・C。過密日程を戦う中、グアルディオラ監督とチームは浮上のキッカケをつかめるのだろうか。