HS40m/sも50m/sも胸キュン! 守備範囲が実に広い コブラ「ダークスピード X ドライバー」
コブラの最新作「DARKSPEED(ダークスピード)」シリーズが発売された。浅重心の超ロースピンタイプ「DARKSPEED(ダークスピード)LS ドライバー」、スタンダードモデル「DARKSPEED(ダークスピード)X ドライバー」、コブラ史上最高の慣性モーメントの「DARKSPEED(ダークスピード)MAX ドライバー」の3機種がラインアップ。モデル別の特徴がより明確になったというが、真ん中の「X」はどんな性能なのか。クラブの特徴をギア知識が豊富なミタさんが解説。アスリートゴルファーのコウタロウ(HS50m/s)とベテランゴルファーのシオさん(HS40m/s)が試打を行い、ヘッドの性能を探った。
ウエートのさじ加減でだいぶヘッドの毛色が変わる
【ミタさん】 前作コブラ「AEROJET(エアロジェット)ドライバー」の位置付けですが、今作「X」はヘッド中央部分にウエートを搭載し、重心を下げています。このウエートを交換することで打ち出し角、スピン量、つかまり具合を調整することもできます。
【シオさん】 真ん中モデルも少しやさしくなった感じですか? 「MAX」はコブラとは思えないやさしさがありましたけど。 【ミタさん】 もちろん「MAX」ほどのやさしさではありませんが、「X」も後方に12グラムのウエートを配置すれば、左右慣性モーメントが約4800g・cm2になるので、寛容性は高まります。
【コウタロウ】 コブラの尖った感じが少し薄れているのが心配ですね。 【ミタさん】 もちろん、標準のウエート配置(中央に12グラム)であれば、左右慣性モーメントも約4400g・cm2で「LS」っぽさが味わえます。コブラ独自の空力を研究したエアロダイナミクスシェイピングによるスピード感や、AIを使ったフェース設計は継承しているので、十分にコブラらしさはあると思います。 【コウタロウ】 デザインの雰囲気もマットブラックでカッコイイし、コブラの代名詞であるロースピン&高初速を期待して打ちたいですね。