角田裕毅、オーストラリアGPのFP1でトップから0.057秒差の5番手タイム!最速はノリス…フェルスタッペン、ラッセルが続く|F1
2024年のF1第3戦、オーストラリアGPフリー走行1回目が22日行われた。 現地メルボルンは晴天、路面はドライでセッション時刻を迎えている。中東2連戦を終えて南半球に移動したこともあり、各チームはFP1スタートとともに積極的にマシンを走らせ、データを収集していった。 【動画】角田裕毅、メルボルンでのセッティングはコーナリング重視?一方でリカルドはストレートで速い傾向 多くのマシンは序盤にミディアムで周回を重ねていく。すると20分が過ぎて、RBの角田裕毅がミディアムを装着して1:19.060を叩き出す。これはこの時点の2番手という内容だった。 セッション中盤が過ぎると多くのチームはソフトタイヤを入れていく。ランド・ノリスが1:18.564で走行し、残り25分でトップタイムとなる。角田はソフトを入れてタイムを出しにいき、1:18.621でノリスから0.057秒落ちの3番手となった。 この後、残り20分を切ってアレクサンダー・アルボンがターン7でコントロールを失い、ウォールにヒット。マシン右側を大きく壊してしまった。パーツやデブリがトラック上に散乱していることもあり、FP1はこれで赤旗中断となった。 残り10分を切ってからグリーンフラッグとなり、60分の終盤でマックス・フェルスタッペン、ジョージ・ラッセルがタイムを上げたため、角田のタイムは0.057秒差のままながら、5番手まで下がった。 ノリスがトップのままでFP1終了となった。2番手0.018秒差でフェルスタッペン、3番手0.033秒差ラッセル、0.035秒差で4番手チャールズ・ルクレールと続き、0.057秒落ちで角田が5番手だった。 トップから8番手カルロス・サインツまで、8台が0.122秒差という混戦状態になっている。
第3戦オーストラリアGP・FP1結果
1/ランド・ノリス/マクラーレン 2/マックス・フェルスタッペン/レッドブル 3/ジョージ・ラッセル/メルセデス 4/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 5/角田裕毅/RB 6/セルジオ・ペレス/レッドブル 7/ランス・ストロール/アストンマーティン 8/カルロス・サインツ/フェラーリ 9/ルイス・ハミルトン/メルセデス 10/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 11/ダニエル・リカルド/RB 12/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ 13/ケビン・マグヌッセン/ハース 14/ローガン・サージェント/ウィリアムズ 15/エステバン・オコン/アルピーヌ 16/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース 17/ピエール・ガスリー/アルピーヌ 18/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン 19/チョウ・グァンユ/キックザウバー 20/バルテリ・ボッタス/キックザウバー
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