門倉有希さん葬儀に200人 デビューから支えたプロデューサーが弔辞「親代わりとして厳しく育てた」
6日に乳がんのため亡くなった歌手の門倉有希(かどくら・ゆき、本名・金田充恵=かねだ・みつえ)さん(享年50)の葬儀・告別式が13日、東京・大田区の臨海斎場で営まれた。斎場には歌手の大石まどか、おかゆ、岩本公水(くみ)、水田竜子ら音楽関係者の他、一般のファンなど200人が参列した。 【写真】門倉有希さんの斎場に飾られた写真 弔辞は門倉さんをデビューから支えた音楽プロデューサーの境弘邦氏が務め、「最初のオーディションで実は落ちた可能性があったけど、私が声を気に入って合格にした。公私共に親代わりとして厳しく育ててきた」と涙ながらに思い出を回顧。「昨日夜もホテルで門倉を幸せにできたのか自問自答していましたが、楽しい人生だったと思っていきます。安らかに。さよなら」と締めくくると、門倉さんのヒット曲「ノラ」が流れた。出棺時には、最後のシングルのカップリング曲「ラナンキュラス」がBGMとして流され、多くの人に見守られながら門倉さんは旅立った。
報知新聞社