神山智洋、連ドラ単独初主演やセルフプロデュース…新たな挑戦に胸躍る日々「いろいろなものを吸収したい」【インタビュー】
7人組グループ・WEST.の神山智洋(30)が単独初主演するWOWOWの連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』(毎週金曜 後11:00、全12話)が3月1日放送・配信スタートする。30歳となり、今年でグループも10周年を迎えるなか、4年ぶりのドラマ出演にして単独初主演。さらに2023年12月からはインスタグラムも開設するなど新たな挑戦が話題を呼ぶ神山に話を聞いた。 【写真】松井愛莉、ミニ丈ワンピでおヘソちらり 今作は『機動警察パトレイバー』などで知られるゆうきまさみ氏による同名漫画を実写ドラマ化。「悲しき不老不死──オキナガ」が存在する世界を舞台に、「オキナガ×公務員」という今まで描かれなかった異色のコンビが難解な事件に挑むという斬新な設定のミステリー作品となっている。 ■役作りのため減量も…ファンタジックな世界観だからこそリアルなビジュアルを意識 ――今回のお話を受けた印象や率直な心境を教えてください。 『ドラマのお話がきています』とマネージャーから聞いて『待ってました!』と。映像作品は4年ぶりで、それまでは演劇が中心だったので素直にうれしかったです。出たいと言って出られるものでもないので、選んでいただいたことがありがたかったです。 ――原作はゆうき先生の人気作を初実写化ということで、プレッシャーなどはありましたか。 原作ファンの方にも楽しんで、喜んでもらいたかったので気合いも入っていました。ゆうき先生にもそれは伝わっていたようです。僕も作品に対して愛着はありますし、できるだけ原作ファンの方にも実写の世界に入り込んでもらえるように作りたいなと思っています。 ――神山さんが演じられているのは、見た目の年齢は18歳・実年齢は88歳、不老不死の探偵・雪村魁というフィクション性の高いキャラクター。ビジュアルは原作を参考にこだわったとお聞きしています。 そうですね。ある程度近づけたいな、と髪の毛を明るく染めたり襟足を伸ばしたり。素の自分でいきたかったので、そこはこだわりました。 ――現実世界にいてもおかしくないように工夫されています。 ファンタジーとはいえ、現実離れしすぎるのもどうなんだろう…と。原作の雪村魁は、カラーになると目が赤かったり八重歯っぽかったりもするんですけど、それを現実でやってしまうとコスプレチックになってしまう。できるだけコスプレっぽい感じにはしたくないと監督と意見が一致していた。忠実にしつつも、自分の素でできることの範囲で魁を再現したいというのがあり、今回このビジュアルになりました。 ――ビジュアルのために減量されたとのことですが、どのようなことを心がけましたか。 筋肉をつけて体をしぼるよりも、体重を落とすほうが原作の華奢(きゃしゃ)な雪村魁に近づけるだろうな、と。サラダやスープを中心に食事制限をして、甘いものは食べず、夜はお米も抜いていました。だいたい2ヶ月で3~4キロくらいは落ちました。運動は一切していないので、ストレスはまったくないです。軽く腹筋したくらいかな。引っ込めておこうくらいですね。元々消費カロリーが人より多いので、食べるのは好きでよく食べるけど、食べるわりにつかへん。消費カロリーはフードファイターさん並みにあるのかもしれません(笑) ――体つきが変わったという実感はありましたか。 食事制限を始めてからマメに鏡とかで薄さを見るようにしていました。肩幅があるので、それがあるとはいえ細くなったなと感じます。体の線がわかるようなシーンでは、ある程度反映されているかな。