真っ暗が苦手で「LEDライト」をつけて寝ています。1ヶ月でいくら電気代がかかっていますか?
ぐっすり眠るために完全に暗くして就寝されている方も一方で、少しだけ光がある方が安心して眠れると感じる人も少なくありません。特に、暗闇が苦手な人にとってLED照明の常夜灯は夜の不安を和らげる小さな灯台のような存在です。 しかし、照明をつけっぱなしにすることになるので電気代もかかります。 寝ている間LED照明をつけっぱなしにすることで、1ヶ月の電気代にどれだけの影響があるのか、気になる方もいらっしゃるかもしれません。 この記事では、寝ている間LED照明をつけっぱなしにすることでかかる電気代と節約方法についてご紹介します。
LED照明をつけっぱなしで寝た場合の1日の電気代
LED照明をつけっぱなしで寝た場合、1日の電気代はいくらかかっているのでしょうか。 さまざまな照明器具が販売されていますが、一般的に夜寝ているときなどに使用されているLED照明の常夜灯の消費電力は0.5ワット程度といわれています。 今回は0.5ワットのLED照明の常夜灯を寝ている間つけっぱなし(7時間)にしたと想定して、電気代を算出してみましょう。なお、電気料金の目安単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会が発表する31円/キロワットアワーを使用します。 消費電力量(ワット)÷1000×使用時間(アワー)×電気単価(円/キロワットアワー) 上記の電気代を求める式にあてはめると、7時間常夜灯を使用したときの電気代は約0.1円です。使用時間や電球の種類によって電気代は変動しますので、参考程度にしてください。
LED照明を使用した際の電気代を比較
前述の電気代を基に、1ヶ月あたりの電気代と1年あたりの電気代を表1にまとめました。1日あたり7時間使用したと仮定しています。 表1
※筆者作成
LED照明の電気代を節約する方法
常夜灯にかかる電気代は、通常のLED照明よりも消費電力が少ない分安くおさえられる可能性があります。より電気代を節約するには、通常の照明器具の使い方も工夫するとよいでしょう。照明器具の電気代を節約できるコツは以下のものがあります。 ●照明器具のかさやランプをこまめに掃除する ●不要な照明をこまめに消す ●ワット数の低いLED電球に変える 照明のかさやランプが汚れていると、明るさに大きな影響が出る可能性があります。暗いと思い過度に明るくしてしまい、不要な電力を消費してしまうと考えられるからです。ほかにも、こまめに照明を消すことも大切です。 また、商品によってワット数(明るさ)が異なるので、使用シーンに応じた明るさのLED照明に変更するのも有効です。
LED照明の常夜灯をつけっぱなし(7時間)で寝た場合の電気代は1ヶ月9円ほど
LED照明の常夜灯を寝ている間(7時間)つけっぱなしにしても、1日あたり約0.1円、1ヶ月あたり約3円、1年あたり約36.5円であることが分かりました。 照明器具にかかる電気代を節約するには、不要な照明をこまめに消したり、照明のかさやランプを掃除して明るさをキープしたりする方法が有効です。この記事を参考に、無理なく続けられる節約の方法を実践してみてください。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部