「間違いなくそういう意図で言ったのではない」冨安健洋がアジア杯に関する苦言の“真意”を説明「AFCに対して発信したつもり」【現地発】
「アジアカップはEUROと同じ6月に開催してほしい」
アジアカップに向け、1月5日に開催地カタールのドーハに入った日本代表は6日、初の屋外練習を実施した。 【動画】伊東純也がキレキレのドリブル突破を披露 コンディション調整のため、この日は室内で別メニューとなったアーセナルのDF冨安健洋が練習後に取材に対応。注目を浴びた発言について語った。 冨安はアーセナルを離脱する前、「アジアカップはEUROと同じ6月に開催してほしい。なぜ1月にプレーするのか分からない。アジアカップだけでなく、アフリカ・ネーションズカップも、だ。選手にとっては良くないと思う」とコメント。英紙『The Standard』などが報じ、反響を呼んでいた。 記者陣から「日本では、アジアカップに出たくないと捉えてしまっている人もいる」との話を聞いた25歳のDFは、やや苦笑いを浮かべながら真意をこう説明した。 「間違いなくそういう意図で言ったのではないですし、というより、AFC(アジア・サッカー連盟)のほうだったり、そっちに対して発信したつもりだった」 アジアカップについては、「全力で戦いますし、正直に言って日本人選手とサッカーするのも楽しいので、刺激を受けます」と話し、大会にフォーカスしていると強調した。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)