初主演作がいきなりの世界1位に…いずみかわみほ語る 「縦型ショートドラマ」の可能性と超スピードの撮影事情
俳優仲間も「縦」に興味津々
――いずみかわさんは縦型ショートドラマの可能性についてどう感じていますか。 最近はテレビでも見逃し配信とかも増えてるじゃないですか。それを2倍速で見ている若い世代の方もいる中で、ショート作品は今後1~2年で増えていくのかなという気がしています。なので俳優も顔のアップにされても、そこでお芝居ができる力をすごく求められるのかなと思っています。 「大富豪のバツイチ孫娘」以降、日本でも縦型ドラマ作品がグッと増えています。その初期に私は撮影ができました。最近は俳優仲間に「現場の雰囲気は?」「準備期間はどのくらいだった?」と色々聞かれることも増えました。 ――いずみかわさん自身の今後の目標を教えてください。 目標とする俳優はその時々で変わっていくんですが、今は清野菜名さんです。「キングダム」であったり、あそこまで日本の女性俳優で、ダイナミックなアクション、スピード感を持ってできる方って少ない。あとは安藤サクラさん。一度NHKの大河ドラマ「いだてん」で共演させていただいて、今も時々連絡を取らせてもらうんですけど、日本を代表する女優さんですごくかっこいいなと思っています。 個人としての目標は大きく2つあって、一つは人と人との繋がりの深さを感じられるNHKの朝ドラへの出演です。もう一つはアクション。2年ほど前から共演者の方の勧めで、アクションの練習をしています。なので、アクションシーンのある役どころで作品に関わりたいなと思っています。 徳重龍徳(とくしげ・たつのり) ライター。グラビア評論家。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。その後、テレビ局のオウンドメディア編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆している。2025年1月24日には日本初のグラビアガイドブック「一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド」(玄光社)が発売される。 X:@tatsunoritoku デイリー新潮編集部
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