神田正輝（2019年2月撮影）

　俳優神田正輝（73）が27日、テレビ朝日系「朝だ！生です　旅サラダ」（土曜午前8時）に生出演。「黙ってます」を連発し、スタジオをざわつかせた。 【写真】出演を終えタクシーでスタジオを後にする神田正輝 　番組初出演となる元HKT48矢吹奈子（22）がリポートしたのが神田の元妻で歌手松田聖子（62）の出身地、福岡・久留米市だった。 　久留米の旅を伝えるコーナーの冒頭で名前こそ出さなかったものの「昔の奥さん、久留米」と爆弾級のコメントで神田が事実上、聖子に自ら”言及”したことから、スタジオ全体をガヤガヤさせ、騒然となっていた。 　その流れで、久留米の旅リポートが終了した後のスタジオトークでは、何も話さずに注目を浴びる“必殺技”を繰り出した。 　番組初出演で緊張感から解放された矢吹に神田が「いいロコレコ（地元民の情報を聞き出してリポートする特集）したね。僕、黙ってますよ。奈子ちゃん」と、もう聖子には触れないとでも言わんばかりに、自ら“思わせぶりトーク”で絡んだ。 　その後も久留米は焼き鳥といいながら串に豚を刺してくる独特な風習について激論が交わされた。さらにスタジオトークが盛り上がった時、神田は、身を乗り出して何か言おうとして「黙ってます」。 　ベーコン巻きも久留米発祥であることを伝え、手元の小皿に乗ったキャベツにタレがじんわりと染みこむ様子もリポートされた。我慢できないのか神田は皿に乗ったキャベツについて手振りを入れながら「口直しにキャベツを…黙ってます」と目を閉じて瞑想（めいそう）モードに突入した。 　矢吹が久留米絣（くるめがすり）の手織り体験の説明をしているときも「だってさ、糸を見てここ（手元）ばっかりを合わせるけど、こっち（外側）も合わせないと…すいません、黙ってます」と絡みそうになって離れる話術を繰り返した。 　まとめでも矢吹に「いい思い出になるねぇ…すいません、黙ってます」と真顔になっては目を閉じていた。緩急自在の神田のしゃべり芸にスタジオからは笑いが絶えなかった。